クレジットカードを持つなら、2枚まで
私は自営業で、しかも現金収入が主です。なので、日銭が入ってくるので買い物もほぼ現金で行います。アマゾンやネットでの購入でも、手数料が無料であれば代金引換やコンビニ支払いにしています。これはこれで領収書が残るという利点があります。
しかしそうはいってもクレジット払いの方が便利なこともありますから、クレジットカードももちろん持っています。
ということで、現在参考書にしている『お金が貯まるのは、どっち!?』では、
「クレジットカードを持つなら2枚まで」と言っております。
その理由1
クレジットカードにある「キャッシング枠(クレジットカードで借りられる限度額)」は、借りられる金額が全体で決まっているので、4枚持っているからと言ってキャッシングできる金額が増えるわけではない。
例えば100万円借りられる枠を持っているとして、クレジットカード1枚であれば、その1枚から100万円を借ることができるが、4枚持っているからと言って400万円借りられるわけではない。1枚あたりが25万円の枠になり、25万円×4枚で結局100万円しか借りられない。よって、キャッシングを想定したとしても、4枚持つのは愚策である。
その理由2
では、いっそうのこと1枚で良いのか?というとそうではない。
1枚は持ち歩き用で、1枚はもしものための予備用にしておくということだ。予備のために持っているのも変な話しだけど、急にお金が必要なときなどにはたしかに便利なこともあるし、これも一理あるかもしれない。
その理由3
家という大きな買い物をするには、どうしても住宅ローンを融資してもらう必要がある。つまり、住宅ローンを借りるまで、融資してもらう銀行に対しての信用を保持しておく必要がある。銀行が住宅ローンを融資する基本ラインは、返済率を収入の35%だということだ。30万円の収入があるならば、月々の返済額が10万5000円を超えないようにする、というラインになる。
しかしここで注意が必要なのは、他の借り入れと合せたトータルで35%になるということ。つまり、全くのさらの状態であればまるまる35%借りることができるわけだけど、クレジットカードでの分割払いが残っていたりすると、それが引かれてしまうのです。先ほどの例で言えば、クレジットの分割払いが月々3万円だとすると、10万5000円-3万円=7万5千円の物件しか購入できなくなる。これでは、融資額が減ってしまうので、購入できる物件も落ちてしまうと言うことになる。
その理由4
クレジットカードをたくさん持っていると、「入金遅れ」のリスクが出てくる。入金遅れは、銀行への信頼を失う最大のリスクとなります。どんなにしっかりしている人でも、うっかりミスは誰でも起きえることです。1度や2度なら心象は悪くありませんが、何度も続くと、それは自分の首を絞めることになりますので、気をつけなければなりません。
答え
クレジットカードは、持つならば2枚まで。
そして、決済口座は給料振込口座にしておく。
私の実践
とりあえず、私は1枚持っていますし、嫁さんも1枚持っているので、家族で2枚あると言うことでこのままで大丈夫かなと思います。
自分の信用状態を知るための情報源
今回の参考・実践図書はこちらです
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