天引き貯金をする
今までも貯金をしてきたが、漫然とやっていた。
自分は自営業で、日銭がそこそこはいる仕事なので、何となく手元に現金があるような気がする。しかし実際はそこから経費などを引いておいた額の方を認識しておかなくてはいけないのだが、何となく手元にあるとお金がある感じがしてしまう。もちろんだからといって、宵越しの金はもたねぇ!なんていう勇気もないし、自分はお酒が飲めないから、無闇矢鱈と使うことはないのだけど、それでもやっぱりどこか財布の紐がおかしくなることもある。
ということで、以前は何となく使って、何となく手元に残ったお金を、そろそろまとまった金額になったから口座に入れておこうかという感じで貯金をしていた。
しかしそれではダメなのだ。何となくでは、波ができてしまう。
そこで何をするかというと、「天引き貯金」だ。
収入から、毎月ある一定の額を収入から先に引いておいて必ず貯金をしておく。しかもその貯金の口座は、絶対に動かさない口座である。後で詳しく述べるが、その口座はより地元密着の信用金庫系が良いそうなのだが、私も某信用金庫に口座を作り、早速天引き貯金をすることにした。
そのためにまずしたことは、天引きするお金を入れる封筒だ。
一見すると封筒などどうでもいいことに思えるが、こういったことをシステム化するためにはとても大事なことだと思う。また、例えば封筒の全面に、毎月貯金をした証のスタンプを押すようにしておくと、達成感というドーパミンが脳内に溢れてきて、貯金が楽しくなる。くだらないことだけど、続けるための手段としてこういうことも大切なのだ。
封筒選びは、大きすぎず、小さすぎず。大きすぎると持ち運びやATMで手間取ることがあるし、小さすぎるとお金を出し入れするのにめんどくいこともある。
そして封筒は、ちょっといいものを使うことをお薦めする。お金を扱うのだから、丁寧に、そしてお金に敬意を払っておくという意味で、少しいいものを使うと言いように思う。
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では、実際にどれくらいの額を天引きすれば良いのか?無理に貯蓄額を上げても続かない。続かないと言うことは、ダイエットと同じで、止めた途端にヤケ食いが始まる。つまり、もう貯金なんてどうでも良くなってリバウンドして使ってしまうのだ。そうなっては元も子もないので、適正な割合を知っておかなくてはいけない。
その天引き貯金の適正額というのは、手取り収入の15~20%である。
お子さんがいるいないなど、諸条件が違うが、もしお子さんがいるなど、急な出費もある人などは、下限の15%くらいにしておき、一人暮らしで実家のような余裕のある人は、上限の20%くらいは着実に天引き貯金をしておくといいだろう。
結論と実践
- 天引き貯金をする → 額は手取り収入の15~20%
- 天引き貯金用の封筒を用意する → システム化のため
- 封筒の全面に表を作り、貯金額を入れたときにスタンプ → やる気スイッチ
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